2011年9月5日月曜日

ビル・グロス氏が敗北宣言

年初から米国債に弱気姿勢を取っていた同氏は、運用資産が2450億ドルある「トータル・リターン・ファンド」の運用利回りが年初から8月まで3.41%(それでも損はしていない!)と低迷したことを発表した。ベンチマークのバークレイ・キャピタル・米総合債券指数の総収益率5.88%を大きくしたまわっている。とはいっても米国債に対する評価は確実に下がっていることは予測通りだったのに、価格に反映されなかったゆがみを予測できなかったのが敗因だ。これからはカナダ・豪州・メキシコ・ブラジル等の国債に注目していくという。

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