2011年8月24日水曜日

QE3期待相場

昨日の新築住宅着工は3カ月連続マイナスといまだ出口が見えない景気が続いている米国。一方、ダウは11000ドルを回復した。今週末バーナンキ議長の講演があるが、すでにQE3発表が期待される格好だ。ただ、過去2回のQE政策を経験し、やはり疑問がのこる。もし仮にQE3が実施されたとしても、貴金属・農産物等の商品相場中心に高騰を招くだけで、実体経済にどれほど貢献するか。住宅市場では金融機関の貸し渋りと高い失業率からいまひとつ浮上に時間が掛っている。やはり景気対策と金融機関の正常化が必要。金融機関の破綻件数は良化しているらしいが実体は分からない。やはり金融機関のテコ入れから始めた方が即効性があろう。

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