マーケットに衝撃が走った!!!
第1四半期の米企業好決算に楽観的になっていたマーケットに冷や水が掛けられた感じ。
ゴールドマンの株価は上場以来の最大の13%下落(時価総額1兆2000億円が一瞬にして消えた!!!)。また、どういうわけか、何とGEは32%の下落。金融株中心にダウ平均、債券、米ドルも下落。
現在進められている金融規制法案を後押しする効果と、金融業界の中長期低迷が懸念される。
どの程度の影響のものか、しばらく様子をみる必要があるが、根が深そうだ。
SEC の訴えによると、ゴールドマンは2007年にサブプライムローンを裏付けとした債務担保証券(CDO)を投資家に販売。だが、このCDOに組み込んだロー ンの選定には大手ヘッジファンドの ポールソン・アンド・カンパニーがかかわっており、同ファンドはCDOの価格下落に賭ける金融取引を行っていたという。このCDOは米住宅バブルの崩壊で価格が急落。購入した投資家は損害を被り、ポールソンファンドは巨額の利益を上げた。SECは、当初から 値下がりを予期していた同ファンドがゴールドマンに手数料を払って金融商品の販売などを依頼したと指摘。ゴールドマンは関連情報の開示を怠ったとしてい る。
訴状は下記をご覧ください。
http://online.wsj.com/public/resources/documents/secgoldman2010-04-16.pdf
本件がいろいろな意味で逆回転のきっかけとなるのか、時間が必要だ。
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