2010年4月15日木曜日

中国消費者物価指数3月分と第1四半期GDP

米国消費者物価が予想を上回る結果に追い打ちをかけるように中国が景気の強さをしました。 先ず、中国国家統計局が15日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比2.4%上昇。食品や住居関連費 の値上がりが全体を引っ張る形で、5カ月連続のプラスとなった。また、今年1~3月期の国内総生産(GDP)が実質で前年同期に比べ11.9%増えたと発表した。2四半期連続の2けた成長で、伸び率は2009年10~12月期の10.7%から大幅に拡大した。大規模な公共投資と金融緩和の効果で生産の拡大が続いており、世界経済のけん引役を期待される中国経済の回復が一段と鮮明になってきた。これにより、中国人民銀行(中央銀行)はインフレへの警戒を強めており、金融緩和策を修正する動きに拍 車がかかりそうだ。

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