2011年11月3日木曜日

失われる何年

米金融機関はリーマン危機後資本注入を受けながらも、資本不足が常について回り、
不良化した債権・資産はそのまま塩ずけ(損失が出るレベルでの売却はしない)。
待てど暮らせど、資産の良化は見込めず、日増しに資本棄損リスクは増す。
これは、いつかどこかで来た道ではないか?かつての日本もその道をたどった。
その時には欧米系の資本が買い手に回ったが、日系金融機関はつねに後手後手に回った。
その先に見えるものは、やはり二番底か。
米国マーケットは未だ投資家目線にあった利回りまで価格が落ちてこない。
極めて深刻な状況だ。

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