新興・途上国への民間資金の純流入額が2010年に前年比44%増の7532億ドル(約62兆円)になったことが世界銀行の調べで明らかになった。流入資 金の大半が中国、ブラジルなど新興9カ国に集中している。11年以降は増加率が鈍ると予測しているが、先進国の金融緩和が続けば流入が膨らむ可能性もある。資金流入では株式投資の95%、短期融資の78%がブラジル、中国、インド、インドネシア、マレーシア、メキシコ、南アフリカ、タイ、トルコの計9カ国に 集中した。これらの国々は高い経済成長が見込まれるため、先進国の金融緩和であふれた投資マネーが運用益をあげようと流入しやすくなっている。 (日経電子版)
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