一連の動きは円買いがリードしているわけではない。
米ドル売りが先行し、ユーロ買い、そして、円買いに及んでいる。
実際、対円でユーロは強くなっている。
下記米ドル・インデックスが参考となろう。
特に、金利との相関関係が明らか。
米国景気先行きが不透明で、FRBによる金融緩和が、
11-12月にかけて、さらにすすむことが徐々にマーケットにおりこまれているのだ。
一方、「米ドル離れ」が金・銀等の貴金属でも進行中だ。
これらの相場はチャート的には明らかに底なしになってしまった。
この中で、財務省による対米ドルでの円買い介入は批判の的となろう。
また、中国政府が、米政府による人民元切上げ圧力に対する、米の金融緩和批判も、
決して的を外してはいない。むしろ、いやなところを突かれたというところか。
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