米国は、9.11以降自国を脅威に曝すテロリストとの戦いで、10年間軍派遣を行ってきた。
90年代には油田という自国権益を防衛するために、イラク戦争を起こした。
リビアに権益を持つ英国をはじめとする多国籍軍が人民の反乱を後押しした。
翻って考えると、中国で人民がバブル崩壊により共産党に反旗を翻すかもしれないのに、香港・日本は指をくわえてみてるしかないが、米国・台湾・韓国あたりは、中国にある自国権益を守るために、名目としては人民を擁護するべく、軍隊を送り込むかもしれない。ただ、中国は米国債という人質を取って、軍備縮小による財政再建を盾に米政府を脅かしてきている。また、台湾への武器売却にもプレッシャーを掛けた。
夢物語に聞こえるかもしれないが、この神経戦は現実問題で、利害関係者は特に米国あたりは、相当綿密に戦略を練っているだろう。仮想敵国は、いまや北朝鮮ではなく中国。日本はやはり米国頼り。
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