2010年11月18日木曜日

米住宅着工件数 10月分

米 商務省が17日発表した10月の米住宅着工件数は季節調整済みの年率換算で51万9000戸となり、前月の改定値に比べて11.7%減少した。前月比マイ ナスは2カ月連続で、水準は2009年4月以来1年半ぶりの低さとなった。米住宅市場は依然として底ばいを続けているもようだ。
 住宅着工件数は市場予測の平均(約60万戸)も大幅に下回った。主力の一戸建ては前月比1.1%減にとどまっており、集合住宅などの不振が全体を大きく押し下げた。商務省は9月の件数を改定し、同月は前月比0.3%増から4.2%減に下方修正された。
 住宅着工に約半年先行する10月の「許可件数」は55万戸となり、前月に比べて0.5%増えた。ただし市場予測(約57万戸)を下回っており、住宅市場が改善に向かうには、なお時間がかかりそうだ。(日経電子版)

0 件のコメント:

コメントを投稿