2011年1月21日金曜日

米中古住宅販売 12月分

全 米不動産協会(NAR)が20日発表した昨年12月の中古住宅販売件数は季節調整済みの年率換算で528万戸となり、前月比12.3%増となった。2カ月 連続のプラスで、昨年5月以来7カ月ぶりの高水準となった。市場予測の平均(480万戸)も上回った。住宅市場は最悪期を脱しつつあるものの、依然として 米国内の住宅取得需要は強くない。
 同時発表した2010年通年の中古住宅販売件数は490万8千戸で、前年に比べて4.8%減となった。2年ぶりのマイナスで、水準としては1997年以来の低さとなった。米住宅市場は金融危機の影響が長引き、米景気を抑制する要因として働いた。(日経電子版)

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