2011年1月17日月曜日

中国不動産価格、また上昇

中国国家統計局は17日、2010年12月の主要70都市の不動産販売価格が前月に比べ0.3%上昇したと発表した。カネ余りを背景に不動産市場への資金流 入が続いており、前月比の価格上昇は4カ月連続となった。中国人民銀行(中央銀行)は不動産バブルへの警戒を緩めておらず、金融引き締めを通じてカネ余り の解消を急ぐ方針だ。
 不動産販売価格はマンションなど居住用と、オフィスなど商業用の両方を含む。12月の価格は前年同月比でみると、6.4%上昇。11月の 7.7%に比べ鈍化したが、なお高水準を保っている。前年同月比の価格上昇率を都市別にみると、海南省海口が35.5%だったほか、甘粛省蘭州 (11.3%)など地方都市の伸びが目立った。(日経電子版)

0 件のコメント:

コメントを投稿