2010年8月6日金曜日

米の雇用統計 7月分

米労働省が6日発表した7月の雇用統計によると、非農業部門の雇用者数(季節調整済 み)は前月に比べて13万1000人減った。マイナスは2カ月連続。前月に続き、米政府の国勢調査に伴う臨時職員が減ったことが主因。市場で注目されてい る民間部門の雇用者数は7万1000人増えた。全体の失業率は9.5%で変わらなかった。米経済が減速するなかで、米雇用回復の遅れが改めて鮮明となった 形だ。非農業部門の雇用者数の減少幅は市場予測の平均(約8万7000人)よりも悪かった。さらに6月の改定値は22万1000人減となり、減少 幅が9万6000人拡大する修正となった。7月の民間部門の増加幅も市場予測(8万3000人増)をやや下回ったうえ、6月は3万1000人増となり、5 万2000人下方修正された。(日経電子版)

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