企業価値は、基本的に次の3つの要素で決まると言ってよい。
① 本源的価値・・・会社の将来キャッシュフローを資本コストで割り引いて計算する正味現在価値の合計。(フリーキャッシュフローは税引後営業利益から減価償却・CapEx・運転資金の調整したもの。)
② 資本コスト・・・株主資本コストと負債コストの加重平均(WACC)である。特に、株主資本コストは、ほとんどβ(ボラテリティ)で決まると言ってよい。本源的価値を最大化するためには、資本コストが最小であることが必要となる。つまり、資本コストを最小にするには資本構成の最適である必要がある(最適資本構成の時に資本コストは最低となる)。
③ 資本市場とのコミュニケーション(IR活動)
「企業価値最大」、「資本コスト最小」、「最適資本構成」は同値、三位一体である。
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