2011年6月19日日曜日

人民元は人民政府とともに

本日の日経ヴェリタスに、「共産党はインフレを恐れている」という記事があったが、
そもそも人民元は人民銀行の前身の「中華ソビエト共和国国家銀行」が発行してきた通貨だ。
当時国民党政府が発行する通貨もあり、併用されていたそうだ。国民党の通貨が悪性インフレを生んでいたことに対抗して、共産党が通貨量を調整することに注力してうたそうだ。
外貨準備が背景になっていると思っている人民元は安泰なのか?
共産党がなくなれば、人民元もなくなってしまうことはないのか?
もし仮に共産党がなくなった後に、新政府(いくつ出来るか分からないが)がEndorsementする必要があろうが、その時にはすべて使い果たしてなくなったということはないのか?
ひとつ、確実に言えることは、人民元は人民銀行が発行する紙切れであることだ。それをどう考えるかだ。

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