2010年12月24日金曜日

米新築住宅販売 11月分

米商務省が23日発表した11月の新築一戸建て住宅販売件数は季節調整済みの年率換算で29万戸となり、前月に比べて5.5%増加した。前月比での増加は2カ月ぶり。前年同月比では21.2%減で、米住宅市場は低迷を続けている状況だ。
 販売件数は市場予測の平均(30万戸)を小幅に下回った。地域的にみると、北東部や中西部で販売が減少した一方、西部では好調だった。販売価格は中央値で21万3000ドル(約1770万円)で、前月比8.0%上昇したものの、前年同月比では2.7%下落した。
 また、米政府が22日発表した米住宅市場に関する報告書によると、2009年の4月から10年の10月末の約1年半で米政府による住宅ローンの借り換え支援は390万件を超え、同期間の住宅差し押さえ件数の2倍以上に達した。(日経電子版)

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