2010年11月15日月曜日

中国、不動産市況 10月

中 国国家統計局は10日、10月の主要70都市の不動産価格が前年同月比8.6%上昇したと発表した。住宅価格高騰の不満が広がっているため、中国政府は不 動産の融資規制などの対策を相次ぎ実施。前年同月比伸び率は6カ月連続で鈍化したものの、前月比では0.2%のプラスで2カ月連続で上昇。不動産の高値傾 向が続いていることが浮き彫りとなった。
 不動産販売価格はマンションなど住居用と、オフィスなど商業用の両方を含む。10月の前月比伸び率を都市別でみると、甘粛省蘭州2.4%、湖南省岳陽2.1%など内陸部の地方都市の上昇幅が大きかった。政府の内陸部開発が後押ししたとみられる。
 主要都市では、北京、天津、広東省深センが0.1%上昇し、上海と広州は0.1%下落した。(日経電子版)

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