日 銀が4日に発表した9月の資金供給量(マネタリーベース、月中平均)は前年同月比5.8%増の97兆7173億円だった。増加は25カ月連続で、増加率は 7月以来の高水準になった。9月15日に6年半ぶりに実施した円売り介入の効果を高めるため、日銀が介入に伴う供給資金をそのまま市場に放置していること などが影響した。
マネタリーベースは日銀当座預金と紙幣・硬貨残高の合計。当座預金残高は同38.4%増の16兆6128億円。日銀は介入資金を放置してい るほか、8月30日の臨時金融政策決定会合で決定した固定金利オペの拡充なども含め、デフレ克服に向けて資金の大量供給を続けている。(日経電子版)
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