米連邦準備理事会は28日、地区連銀経済報告(ベージュブック)を発表した。総括判断で「経済活動は拡大を続けているが、2地区はおおむね水準が変わらなかった」と指摘。6月の前回報告では「全12地区で改善」としており、一部地域で景気回復に減速感が出てきたことを示した。
経済活動を横ばいとしたのは、オハイオ州などを管轄するクリーブランド連銀と、米中西部を担当するカンザスシティ連銀。アトランタとシカゴの両連銀は「経済活動のペースが最近弱まった」と報告した。経済活動の改善を報告した連銀でも、多くは拡大の動きが緩やかと指摘した。(日経電子版)
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