2010年3月17日水曜日

日銀総裁会見骨子


17日の日銀金融政策決定会合後に記者会見した白川方明総裁の主な発言は以下の通り。(日経ヴェリタスから)


▼新型オペの資金供給額の増額によって、やや長めの金利の低下圧力が一段と強まると思う。
▼今回の追加緩和策が景気・物価の改善を確かなものにすることに資することを期待する。
▼企業の収益率が銀行の貸出金利を上回り逆ざやが改善していることで、金融緩和が波及しやすい環境になりつつある。
▼新型オペ増額は短期市場の機能を低下させ、銀行の収益力にマイナスの効果も。
▼国内景気は幾分、上振れ気味で推移している。
▼需給ギャップの変化が物価に現れるまでかなり時間がかかることは冷静に認識しておく必要がある。
▼このタイミングで日銀自身が姿勢を明確にし、政策への理解が広がれば景気に対してプラスの方向に作用する。
▼為替相場を目的として金融政策を運営することは適切ではない。
▼物価見通しは1月の「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)の中間評価におおむね沿っている。


当方の感想ですが、何か政府から要求があるたびに政策を小出しにしている感は否めないが、ある一定効果はあるものと考えます。

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